ホクシンの工場控室では、朝礼・会議・デスクワーク・食事休憩をしています。
今回改装に着手したスターウッドライン（厚物製造ライン。通称「SW」と略しています）仕上げ工程の控室で使用していた長机は、経年劣化や落ちない汚れもあり食事をするには抵抗のある環境でした。
この控室を清潔感のある空間にしようと中堅社員を中心に改善活動を開始しました。
今回テーブルを新規作製するにあたり、ミーティングでのコミュニケーション促進も考慮して丸型にすることに決めました。
天板はホクシンSWラインで製造した27㎜厚のMDFを２枚並べて作製しました。表面は塗装で仕上げています。
テーブルの脚も鉄板を社内の工作室で切断・溶接しました。
ミーティング時には壁に直接プロジェクターで投影できるよう、白い壁に変更しました。
こちらの壁にも弊社のMDFを使っています。表面に白い塗料を塗りました。
改めて改装前と改装後を比較！
改装前の壁は昭和レトロな趣きでしたが、改装後は白色の壁に一新したこともあり部屋が明るくなりました。
天井と壁の境目に取り付ける廻り縁や、床と壁の境目に取り付ける巾木にも弊社のMDFを使っています。
最後にホワイトボードを設置して完成！と思いきや改装チームメンバーに火が付き、せっかくなら天井も綺麗にしよう！となり…
メンテナンスの期間を活用して追加作業を実施しました。
天井まで統一感のある空間になりました！
今回作製したテーブルは脚まで自作しています。作製するにあたり鉄板の切断・溶接・接合・ボール盤の穴あけ・固定など…一連の工作を行っています。
これらの工程は工作技術の訓練の一環にもなっています。
ホクシン製造部では、日々の改善活動で身に着けた技術を製造ラインのメンテナンスや修理に活かしながら業務を行っています。メンテナンスを通じて機器の構造を理解することで、不具合への対応能力もアップすると考えています。
自分たちの設備は自分たちで守っていき、さらなる改善活動にも繋げていきます。