【出展レポート】非住宅木造建築フェア2025 ご来場の御礼

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2025年64日(水)~6日(金)に東京ビッグサイトにて開催された「非住宅木造建築フェア2025」では、弊社ブースに多数の皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

3日間を通じて、建築設計・施工・施設運営など幅広い分野の皆様と貴重な交流の機会を得ることができ、大変有意義な展示会となりました。厚く御礼申し上げます。


■ 出展製品について
当社ブースでは、以下の開発中を含めMDF製品を計4点展示いたしました。

①超長尺耐力面材MDF

厚さ9ミリの耐力面材「構造用スターウッド」を高さ3.6メートルに延ばしたもの。天井の高い物件では、従来3メートルの耐力面材を継ぎ足すところ、1枚で継ぎ目なく張ることができます。建築現場の省施工化のほか、気密性を確保しやすいことが特徴です。耐力面材はご存じでも、この大きさで供給できることは知られていません。見た目の大きさのインパクトもあり、皆様の関心を引いた様子でした。

②剛床MDF


厚さ28ミリの床下地材。耐水タイプのMDFで一日の吸水量が一般的な合板の1/5と少なく、また乾きやすい特性を持っています。非住宅建築は工期が長く、床下地材への雨掛かりが避けられないことが多いですが、リスクへの備えとしてご紹介したところ非常に好評でした。一枚当たり30キロを超える重さは、作業性が気になるとのご指摘の一方で、重さゆえの遮音性をメリットとして調査しては、との貴重なアドバイスもいただきました。

③ビス留め耐力壁(開発中)

既製品「構造用スターウッド」に高耐力ビス(ネジ)を使うことで、軸材への打付本数を釘の半分にしつつ高耐力を実現します。賛否さまざまな視点からいただきましたご意見に耳を傾け、より社会に貢献できる仕様を意識して、一年後の大臣認定取得を目指します。

MDF積層板(開発中)

薄物MDFを複数枚積層接着したものを、ラックに加工して展示しました。2色のMDFを交互に積層したシンプルなデザインで目を引くだけでなく、MDFを使うことで二酸化炭素を長期固定し、温暖化対策の一助を担うという社会的課題に触れた、本展示会の本質を象徴する内容としました。ラックを一例として、アイデアを膨らませて様々な加工にチャレンジし、用途のご提案ができるよう努めます。


■ ご来場の御礼と今後のご案内
お忙しい中、弊社ブースにお立ち寄りくださった皆様に心より感謝申し上げます。展示会当日にご紹介しきれなかった製品情報や、具体的な商談のご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


今後も、非住宅分野における木造建築のさらなる普及と発展に貢献できるよう、製品開発とサービス向上に努めてまいります。引き続きご指導・ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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