非住宅建築展示会に出展します!
2024年5月30・31日に東京ビッグサイトで開催される「住まい・建築・不動産の総合展」に、当社MDFを出展することが決まりました。全部で5つあるエリアのうち、当社は「非住宅木造建築フェア2〇24」に展示します。
本展示会は非住宅をテーマとしていますので、いつもと少しポイントを変えた構造系のMDF3点を展示する計画です。
まず、耐力面材「構造用スターウッド」です。
壁高さ3600mm付近の階高に、1枚もので対応する現物を展示します。
倉庫などの階高の高い建物では、耐力壁として10尺(約3メートル)の構造用合板を途中でつないで張り上げる方法が一般的です。市場に流通する構造用合板で汎用的に入手しやすい最長がこのサイズです。
MDFは工業的に連続生産するため、より長いサイズの板を造ることができます。シームレスで壁を構成できることから、次のメリットが生まれると考えています。
・継手(受材)が不要となり、耐力面材の施工作業が迅速かつシンプルに行え、施工ミスを減らせる。
・継目がないため雨水が入りづらく、気密性も高まる。
・見た目に美しい。
次に、「スターウッド厚床」です。従来品を展示します。
当商品の特徴は、水を吸いにくく吸っても乾きの速いこと、ですが、非住宅建築ではその特徴がより生きると考えています。
非住宅建築の場合、床面積の広いことが多く、階を上げるのに比較的長い日数が必要です。職人さんの足場を確保するために、土台の上の剛床を先行施工しますが、降雨に遭うケースが多いと聞きます。一般的には剛床として構造用合板が使われますが、水を吸うことによる継ぎ目の不陸やうねりを生じることがあるそうです。
「スターウッド厚床」も水は吸い込んでしまいますが、透湿抵抗の小さい特性のあることから、大気に触れる面から徐々に水分が蒸散します。同じ木質材である構造用合板も基本的には同じ水分挙動を示しますが、その速さが異なるためMDFが優位と考えています。
3点目は、「積層MDF」です。
厚さ4.5~6ミリのMDFを複数積層します。
画像サンプルの厚さは96ミリ(6ミリ×16層)です。スターウッド厚床(厚さ24ミリ)と比較しています。
構造的な強度物性を検証中で、壁、床版、内装をはじめ、それ以外にも使い途がないか開発部門と営業部門が協力して探索しております。本展示会出展の最大の目的がこれと言えます。ぜひ会場に足をお運びいただいて現物をご覧下さい。
当日は、私たちも各ブースを回ります。ご出展の会社様におきましてはお声掛けすることがありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
本展示会は非住宅をテーマとしていますので、いつもと少しポイントを変えた構造系のMDF3点を展示する計画です。
まず、耐力面材「構造用スターウッド」です。
壁高さ3600mm付近の階高に、1枚もので対応する現物を展示します。
倉庫などの階高の高い建物では、耐力壁として10尺(約3メートル)の構造用合板を途中でつないで張り上げる方法が一般的です。市場に流通する構造用合板で汎用的に入手しやすい最長がこのサイズです。
MDFは工業的に連続生産するため、より長いサイズの板を造ることができます。シームレスで壁を構成できることから、次のメリットが生まれると考えています。
・継手(受材)が不要となり、耐力面材の施工作業が迅速かつシンプルに行え、施工ミスを減らせる。
・継目がないため雨水が入りづらく、気密性も高まる。
・見た目に美しい。
次に、「スターウッド厚床」です。従来品を展示します。
当商品の特徴は、水を吸いにくく吸っても乾きの速いこと、ですが、非住宅建築ではその特徴がより生きると考えています。
非住宅建築の場合、床面積の広いことが多く、階を上げるのに比較的長い日数が必要です。職人さんの足場を確保するために、土台の上の剛床を先行施工しますが、降雨に遭うケースが多いと聞きます。一般的には剛床として構造用合板が使われますが、水を吸うことによる継ぎ目の不陸やうねりを生じることがあるそうです。
「スターウッド厚床」も水は吸い込んでしまいますが、透湿抵抗の小さい特性のあることから、大気に触れる面から徐々に水分が蒸散します。同じ木質材である構造用合板も基本的には同じ水分挙動を示しますが、その速さが異なるためMDFが優位と考えています。
3点目は、「積層MDF」です。
厚さ4.5~6ミリのMDFを複数積層します。
画像サンプルの厚さは96ミリ(6ミリ×16層)です。スターウッド厚床(厚さ24ミリ)と比較しています。
構造的な強度物性を検証中で、壁、床版、内装をはじめ、それ以外にも使い途がないか開発部門と営業部門が協力して探索しております。本展示会出展の最大の目的がこれと言えます。ぜひ会場に足をお運びいただいて現物をご覧下さい。
当日は、私たちも各ブースを回ります。ご出展の会社様におきましてはお声掛けすることがありますが、どうぞよろしくお願いいたします。