次世代若手インタビュー

製造部設備課　機械保全係

S.M

2018年入社
摂南大学
理工学部機械工学科卒

どういう仕事をしていますか？

自社プラントを保全するプラントエンジニアとして働いています。
当社のプラントは54,000平米の敷地の中にある大きさで、稼働するのも停止させるのも1日がかりの作業になるため基本的には金曜の稼働終了後の土日でラインのメンテナンスを行ってます。平日には稼働している生産ラインのトラブル対応、機械整備、機械加工、事務作業、土日に向けたメンテナンス準備などを行います。生産ラインを止めた土日には、平日のうちに作成した部品をラインの壊れた部品と交換したり、実機の修理を行っています。
設備課は機械が停止している土日にも出勤していますが、平日のうち2日間はお休みをいただいています。

仕事で気を付けていることややりがいを感じられる点は？

作業時には工程を予測するように動いています。
メンバーが作業している間に「この部品を分解しているから次はこの道具がいるな。準備しておこう」、自分が作業を行っている時に「この機械の構造はこうなっているから、この部分を分解するのであれば落下してくる危険があるので安全のためにあらかじめ吊っておこう」と考えることでチームの作業効率を上げるだけでなく、自分や他人の身を守る事にもつながっています。
　ラインは部品が一つでも欠けると正常に稼働しません。
月曜日に無事にラインが稼働した際には、安心するのはもちろんですが自分の修理した1つの部品がこの大きなプラントを動かしていること、そういった重要なポジションを任せてもらっていることに誇りを感じます。

学生さんへメッセージ

社会人として仕事をしていくにあたって不安なことは多くあると思います。自分自身もそうでした。新しい環境でやっていけるのか、人付き合いで問題は生まれないか。その不安は働く中で少しずつ解消されていきます。
　入った当初は大学で学んだ座学的な知識だけでは対応できないことが多かったですが、先輩方や様々な部署の方と作業をする中で多くの知識を得られました。ホクシンでは優しい先輩方が多く不安なことや気になることは気軽に聞ける環境が整っていますので安心して下さい。
　
　入社して暫くは覚えることも多く、不安になることもあるかもしれませんが、ホクシンは周りの上司や先輩がサポートをしてくれますので安心して下さい！仕事の話だけでなく、時にはなんでもないことを笑って話せたらと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

1日のスケジュール

7：55
朝礼

仕事開始！
設備課内で昨日の作業内容の報告と今日の作業を打ち合わせを行います。
疑問に思ったことは質問しながらプラント全体の情報共有をしています。

8：30
メンテナンス準備

整備前にモーターの段取り（容量や減速比、取付寸法などがあっているかのチェック）やボルト・ナット・スプロケットなどの部品の用意、機械に油をさすなどのメンテナンス準備を行っておきます。

10：00
事務作業

報告書の作成や部品発注を行います。
トラブルのあった箇所や機械について原因を突きとめ、安定稼働につなげるための報告書を書きます。
また、足りない部品があれば購買部を通じて部品の発注をしておきます。

10：30
機械整備

トラブルのある個所の部品交換や状態の確認を行います。
この日はラインから下ろしてきたモーターを分解してベアリングの交換を行いました。シャフトの摩耗やテスターで抵抗値に異常がないかなど丁寧にチェックしていきます。

12：00
昼休憩

同期や後輩と話しながら食べる昼食の時間はほっと一息付ける時間です。

12：45
機械整備

トラブルのある個所の部品交換や状態の確認を行います。
リファイナーと呼ばれる原料のウッドチップを細かくする大型の機械であれば4人で分解することも！

15：00
事務作業

設備課は各部署から上げられる作業依頼書に基づきメンテナンスや改良を行います。
今プラントでどんなトラブルがあるのかを把握する為細かくチェックしています。
会議がある時には、議事録をまとめたりもしています。

15：30
清掃

作業場の清掃を行います。
部品や工具の紛失防止や安全を守るための大事な仕事の一つです。

16：10
退社

業務日誌を書いて終了です。
今日1日で行った作業についてそれぞれのエリアに分けて社内ワークフローで進捗の報告を行います。
報告内容は実際の作業に加えて、作業時に確認しておいてほしいこと、気を付けることなどライン作業者に向けたコメントを記載することで各部署との連携を取っています。
今日も1日、お疲れ様でした！