MDFはミディアム デンシティー ファイバーボード(中密度繊維板)の略。日本産業規格 JIS A 5905:2014「繊維板」で規定されています。木材チップを繊維状にして接着剤を加え、熱圧成型してつくられます。丸太を必要とせず、未利用木材をマテリアルリサイクルしているため、炭素固定にも貢献しています。家具木工から住宅建材まで幅広く利用されています。日本ではホクシンが最初にMDFの生産を始めました。
・木材を余すところなく利用した環境にやさしい材料です。
・表面、木口面が滑らかで、切削や接着の加工性に優れています。
・面方向の異方性がなく、狂いや反りが起こりにくいです。
・大きなサイズの製品を大量生産でき、品質が安定しています。
・世界各国で生産されており、入手しやすい材料です。
・密度は0.5~0.9g/cm3です。
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MDFは原料である木質チップや接着剤の種類や配合を変えたり、密度を増減することによる製品特性のコントロールがある程度可能です。従いまして、用途に応じて柔軟に品質を対応させることができます。家具や小物に使われるイメージが強いですが、その他にも日常生活に密接に関わり使われています。
こんなところにMDF
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