どうする!?物流2024年問題
改めて2024年問題とは
2024年4月1日以降、トラックドライバーの時間外労働時間の上限が
960時間/年に制限されることにより発生する諸問題のことです。
長時間労働を強いられるドライバーを守るために「働き方改革関連法」に基づき、上記規制が適用されました。
背景には他業種より労働時間が約2割長く、所得額は約1割低く、
有効求人倍率は約2倍という現状が挙げられます。
発生する諸問題とは・・・
- 1か月の労働日数 4.3週(22日勤務)
- 1か月の時間外労働 80時間
- 1日の休憩時間 1時間
が挙げられています。
これにより深刻なドライバー不足に・・・・
今、2024年問題に取り組まなければ お客さまに製品が届けられなくなる可能性があります。
一般的には物流・運送業界の売上減少、ドライバー1人当たりの運ぶ荷物の量が減る為、
トラックドライバーの収入の減少なども考えられると言われています。
又、荷主側もドライバーの時間外労働の上限が960時間までになった為、
待機時間の削減 運賃値上げに対応しなければなりません。
(参考資料)国土交通省ホームページより
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001620626.pdf
メーカーはどのように対応していけばいいのか
問題解決に私共も正面から向き合わないと、
せっかく作ったMDFをお客様に届けられないというジレンマがあります。
当社の指針・取り組み
ホクシンでは2024年問題を見据えて、運送会社様・トラック運転手様・関係各所に
「好かれる」荷主になる取り組みを行っています。
取り組み事例
- 料金・配送方法の見直し (適正な運賃の設定 陸送でのサーチャージ設定 高速料金のお支払い)
- 積み込み倉庫数の削減など、積み込み時間削減への取り組み
- モーダルシフトの推進(JR貨物・船舶利用による労働時間削減)
- DX活用 配車案件クラウドシステム導入によるトラックの早期発注(2023年4月~)
ホクシンは2024年問題を乗り越えて安定供給を持続可能にして参ります!